Delphi6

Delphi6がリリースされました。 Personal版が無償でダウンロードが出来る等、何かと話題のあるバージョンです。 私も使ってみる事にしました。
なお、女神戦はDelphi3で作っています。 Delphi6は他のツール開発に使ってみようと思います。こちらも結構おもしろそうです。

いろいろ注意点

・Personal版のチュートリアル

チュートリアルは簡単なプログラムの作成例を通じて、プログラムに慣れてもらう為のものです。 ですが、ヘルプにはこんな注釈があります。
このチュートリアルは,Windows プラットフォーム用に作成されています。 ここで取り上げている機能の一部は Delphi の Personal 版では使用できません。

チュートリアルで使っているコンポーネント、ActionManagerが無いんです・・。
これはProfessional版以上に付属しています。 ActionManagerが無くても何とかなるのですが、チュートリアルとしては難しそう。
まぁ、このチュートリアルは放っておいて、他の事から挑戦する方がいいかも。

・プラットフォームに依存するという警告が出る

Delphi6でプログラムしているとプラットフォーム関連の警告が出る事があります。 Linux用の開発環境Kylixというのがあって、Delphi6と互換性があります。 これに関する警告です。

この種の警告はinterfaceの前に

{$WARN UNIT_PLATFORM OFF}
{$WARN SYMBOL_PLATFORM OFF}
{$WARN SYMBOL_DEPRECATED OFF}

・・と入れれば消えます。

インストールしてみる

私の場合、Delphi5とDelphi6を同時インストールです。 すでにDelphi3が動いている環境ですから、Delphiの3つのバージョンを同一環境で動かす事になります。

まず、試しにWindows2000環境にインストールしてみました。 D5やD6がDelphi3の拡張子設定を勝手に変えると困るなぁ、と思って実験してみたんです。 拡張子連動はD3のままにしたいし。
結果はD5もD6も拡張子設定を上書きするか、ちゃんと聞いてきました。 良かった良かった。

それからWindows98に移って、こちらもインストール。 Delphi5も6もアップデートファイルが出ていますのでこちらもダウンロードして、インストールしました。

Delphi6起動

あれ? Delphi6はタイトルが表示した後なかなか立ち上がりません。
せめて「・・を起動しています・・」とか「・・の読み込み中・・」 とか順序だてて表示してくれれば待つ身も楽なのですが・・。

今までのDelphi3が速かったのか・・とりあえずこれは我慢しよう。 ちなみに測ってみた所、Delphi3が約2秒。フォトショップ5.0が15秒。Delphi6が25秒でした。

とにかくインストール完了。まずは音楽プレイヤーでも作ってみようと思ってます。